先日、行政書士登録をしましたが、続いて「知的資産経営認定士」の登録をしました。
こちらの資格は、行政書士や弁護士、税理士、中小企業診断士等の資格を持っている人が併せて取得しているケースが多いと思います。
未だ、有資格者は100人に満たない資格ですが、中小企業をサポートする士業にとって必要なものかと思って取得しました。
経済産業省及び中小企業庁が、中小企業の経営強化を推進するための施策として打ち出しており、特に経営資産の棚卸をすることによって数字に表れない企業の強みを「見える化」して、ステークホルダーに開示していくものです。
企業にとって自社の強み・弱みを明らかにすることで、今後の事業戦略に向け必要なアクション(強みを伸ばす施策)が見えてきます。
また、外部の関係においても、事業上のパートナー(金融機関、取引先等)との関係強化が図れるとともに従業員のモチベーションアップにもつながります。
逆に、自社の競争力の源泉である知的資産には、「営業秘密」として管理すべき情報を把握でき、「強み」の流出防止のために必要なアクションが見えてきます。
分析して、ストーリー化してアクションプランを策定すること、そして実践して結果を出す。またそれを分析してアクションプランを策定して実践すること、その繰り返しによって成長していくのです。これが、知的資産経営そのものなのです。
知的資産経営を実践していくことが、企業の更なる発展に寄与するために、「知的資産経営認定士」としての業務を遂行してまいります。
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