国立療養所 多磨全生園を訪れました。ここを訪れるのは2回目です。
ハンセン病患者の強制隔離の政策は、戦後に有効な薬が開発され、治療法が確立されてからも、長く続きました。
現在の全生園は、自由に訪れることができる場となっています。
園内の一角に、国立ハンセン病資料館があります。
来るたびに、深く色々なことを考えさせられる場所です。
広い敷地は森で囲まれています。樹々は季節の花をつけ、草花も咲き乱れる美しい場所です。
これらの樹木は入所者の方々が植えてこられました。
植樹だけでなく、開墾・耕作、養豚、家屋の補修、火事の消火、重症患者の看護…
すべてのことを自分たちで行ってきました。
自分たちで行うしかありませんでした。
園内には、現在も170人ほどのご高齢になられた入所者の方々が生活していらっしゃるそうです。
また訪れたいと思います。 (ゆ)
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